2019年 05月 20日
Quo Vadis ヘンリク・シェンキェヴィチ |
ミュシャが描いたペトロニウスとエウリケ。
一週間前、偶々ネロの黄金宮殿発見の報に触れ、またQuo Vadisを読んでみた。
ポーランドの作家、ヘンリク・シェンキェヴィチの歴史小説。
ペトロニウスとエウニケの物語だ。
いや、主役はキリスト教徒のリギアとウィニキウス。
キリスト教徒を迫害したローマ帝国第五代皇帝ネロが物語を支配するが、
Quo Vadisの感心は執政官ペトロニウスの知的で、芸術的な生き方にある。
Quo Vadisはローマを離れようとしたペテロが夜明け、キリストに合い「主よ、いずこ行きたまう」と問う言葉にある。このblogの表題だが、15年も経ち、今はペトロニウスの「芸術が決して死ぬことのない饗宴」への参加のつもりで書いている。
by leporello1
| 2019-05-20 19:56
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