2005年 05月 07日
ドイツ人は 何故従ったか |
連休の間中、尼崎脱線事故の悲惨な状況を伝え続けたテレビニュース、
その終幕は例年と変わらず、のどかな海外旅行帰りの、人々の表情を伝えている。
いつものように、テレビのスイッチを入れ、新聞を片手に茶を飲む、休日の昼下がり。
新聞を広げ、飛び込んできたのは「ナチス・ドイツが連合国に無条件降伏」。
そう明日、5月8日は丁度60年前、大戦が終結の日にあたる。
トップニュースでは声高の民放テレビだが、さすがこのテーマでの昼番組は難しいようだ。
それに変わって今日の新聞、とても連休中とは思えない、
中身の濃い特集記事でテレビを圧倒する。
その中で、気になったのは小さなコラム。
ワシントン・ポストのコラムニスト、コーエン氏が書いた「ドイツ人は 何故従ったか」。
映画「ヒトラー最後の12日間」の感想をまとめたものにすぎないが、
この歴史を、突然変異的な一人間の邪悪性に帰結させようとする風潮に矢を放っている。
そして「第三帝国のドイツ人、毛沢東の大躍進政策、南京の日本人ーなどの特性。
これらはみな私たちに内在している。」とコーエン氏は語る。
一方、同じ新聞の社説では、「鉄道マンの誇りはどこに」。
なんか空々しい、いつもながらのマスコミ得意の弾劾声明。
こんな前時代的な啓蒙記事でお茶を濁すのではなく、
この事故に内在する体質は、
現在のテレビ新聞含め、私たち自身にあることを、
何故、明解に、記事にしようとしないのか。
その終幕は例年と変わらず、のどかな海外旅行帰りの、人々の表情を伝えている。
いつものように、テレビのスイッチを入れ、新聞を片手に茶を飲む、休日の昼下がり。
新聞を広げ、飛び込んできたのは「ナチス・ドイツが連合国に無条件降伏」。
そう明日、5月8日は丁度60年前、大戦が終結の日にあたる。
トップニュースでは声高の民放テレビだが、さすがこのテーマでの昼番組は難しいようだ。
それに変わって今日の新聞、とても連休中とは思えない、
中身の濃い特集記事でテレビを圧倒する。
その中で、気になったのは小さなコラム。
ワシントン・ポストのコラムニスト、コーエン氏が書いた「ドイツ人は 何故従ったか」。
映画「ヒトラー最後の12日間」の感想をまとめたものにすぎないが、
この歴史を、突然変異的な一人間の邪悪性に帰結させようとする風潮に矢を放っている。
そして「第三帝国のドイツ人、毛沢東の大躍進政策、南京の日本人ーなどの特性。
これらはみな私たちに内在している。」とコーエン氏は語る。
一方、同じ新聞の社説では、「鉄道マンの誇りはどこに」。
なんか空々しい、いつもながらのマスコミ得意の弾劾声明。
こんな前時代的な啓蒙記事でお茶を濁すのではなく、
この事故に内在する体質は、
現在のテレビ新聞含め、私たち自身にあることを、
何故、明解に、記事にしようとしないのか。
by leporello1
| 2005-05-07 14:12
| news & article
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