2014年 06月 25日
映画・グランド・ブダペスト・ホテル |
この3月の開場早々に映「アイーダ」を観て気に入ったTOHOシネマズ日本橋。
今日、おなじシネマズで「グランド・ブダペスト・ホテル」を上演していると知り、早速、行ってきた。
常連が多いウェブ・アンダーソン監督。
平日のまだ陽のある午後なのに、スクリーン6の会場は一杯だった。
ダージリン急行やムーンライズ・キングダムを引継ぐアンダーソン・ワールド。
「グランド・ブダペスト・ホテル 」は前回を超えている。
カレの映画の世界はもう、ヒッチコックを超えている。
アンダーソン・ワールドはミュージカルではないが、音楽は軽快。
舞台ではないが、シェーナ・グラフィカルでカラフルだ。
そして、今回は架空の国ズブロッカ(酒ではない国の名)が舞台となるドラメディ(コミカルドラマのこと)。
「グランド・ブダペスト・ホテル」はハンガリーの首都ではない。
ドイツアルプスのまっただ中に建つ超高級リゾートホテル。
そのホテルを仕切る執事とベルボーイが殺人犯に仕立てられ、国中を逃げ回るロードムービー。
いや、例によって場所よりも乗物が面白い、プレイスよりヴィークルだ。
ドラメディであるからコミカルではあるが、今回は一段とシリアスでもある。
そのシリアスさはネタバレしたくないので説明できないが、超高級と名の付くものは、いつでもどこでもアンエクスプロアード。
注:この記事のカタカナ語の多用はボクのせいではない、アンダーソン・ワールドだ。
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by leporello1
| 2014-06-25 15:35
| Movie work
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