2013年 08月 14日
「遺伝子組み換え作物は身体に悪いのか」(8月13日)を読みました。 |
「遺伝子組み換え作物は身体に悪いのか」(8月13日)を読みました。
以下のような記述です。
遺伝子組み換え作物は身体に悪いのか - http://huff.to/1eHRuKD
■遺伝子組み換え作物には発がん性がある?
遺伝子組み換え作物をめぐっては、反対派が健康被害などのリスクを訴え、国や企業の調査機関がそれを否定する、というサイクルがここ数年続いているが、遺伝子組み換え作物によって健康被害がもたらされた事例は、現在のところない。
安全性を危ぶむ意見の根拠となっているのが、2012年、フランスのカーン大学の研究チームが発表した、遺伝子組み換えトウモロコシをラットに与えて、発がん性があると結論付けた研究だ。
フランス政府はこの発表を受けて即座に調査に乗り出し、該当の品種の輸入停止に備えた。しかし、EU各国の公的機関が調査を進めた結果、実験方法がずさんであったことが発覚。さらに研究者と反バイオテクノロジーの団体との関係も示唆されるなど、研究そのものの信頼性がないことがわかった。
しかし、ボクが見たドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」の内容は以下。
人間の「健康被害と言う事例はまだない」ということは幸い確かだ。
しかし、「トウモロコシをラットに与えて、発がん性があると結論付けた研究」の詳細はこの上記記事では語られておらず、EU各国は安易に「研究そのものの信頼性がないことがわかった。」と結論づけている。
ドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」

ではこの実験を以下のように説明している。
現在、市場に流通している遺伝子組み換え食品の安全規準は、ラットに遺伝子組み換え作物を3ヶ月間与え続けても問題がないという実験結果をもとにしている。人間の寿命を80歳とすれば、ラットの3ヶ月は人間せいえば10歳にしか相当しない。映画は2年以上(人間の80歳に相当)にわたる実験を捉え、その結果、実験対象のラットに腫瘍の発生率、死亡率の上昇がみられたことを確認した。
使用したラットは200匹
実験期間は2年以上(ラットの平均寿命は2年)
200匹のラットを20のグループに分ける。
一グループ6匹に遺伝子組み換えトウモロコシ(GMO)を与える
二グループ6匹にラウンドアップを散布した遺伝子組み換えトウモロコシ(GMO+R)を与える
三グループ6匹にラウンドアップを混ぜた飲み水(R)を与える
四グループ2匹に非遺伝子組み換えトウモロコシとランドアップの入っていない飲み水を与える
ラットの症状/http://gmoseralini.org
4ヶ月目ー>ラットに症状が出た
13ヶ月目ー>メスの10〜30%に乳がんが増加
13ヶ月目ー>オスの腎臓疾患が増加
13ヶ月目ー>腫瘍が異常に肥大化
15ヶ月目ー>複数の腫瘍が発生
15ヶ月目ー>乳腺にハトの卵サイズの大きな腫瘍
21ヶ月目ー>オスの腫瘍の数は3〜4倍に
21ヶ月目ー>メスの80%に乳腺腫瘍が発生
まだ日本では遺伝子組み換え作物の生産実績はない。また、TPP交渉では「遺伝子組み換え食品の表示義務化」の方向で動いている。福島第一原発事故の際「フランスのクラリッド研究所のリポート」を読み、曖昧さのないその取り組みの日本との違いに驚いたが、厚生労働省にはカーン大学の研究チームに匹敵する「実験」とTPP交渉における「表示義務化」を徹底していただきたい。
以下のような記述です。
遺伝子組み換え作物は身体に悪いのか - http://huff.to/1eHRuKD
■遺伝子組み換え作物には発がん性がある?
遺伝子組み換え作物をめぐっては、反対派が健康被害などのリスクを訴え、国や企業の調査機関がそれを否定する、というサイクルがここ数年続いているが、遺伝子組み換え作物によって健康被害がもたらされた事例は、現在のところない。
安全性を危ぶむ意見の根拠となっているのが、2012年、フランスのカーン大学の研究チームが発表した、遺伝子組み換えトウモロコシをラットに与えて、発がん性があると結論付けた研究だ。
フランス政府はこの発表を受けて即座に調査に乗り出し、該当の品種の輸入停止に備えた。しかし、EU各国の公的機関が調査を進めた結果、実験方法がずさんであったことが発覚。さらに研究者と反バイオテクノロジーの団体との関係も示唆されるなど、研究そのものの信頼性がないことがわかった。
しかし、ボクが見たドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」の内容は以下。
人間の「健康被害と言う事例はまだない」ということは幸い確かだ。
しかし、「トウモロコシをラットに与えて、発がん性があると結論付けた研究」の詳細はこの上記記事では語られておらず、EU各国は安易に「研究そのものの信頼性がないことがわかった。」と結論づけている。
ドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」

ではこの実験を以下のように説明している。
現在、市場に流通している遺伝子組み換え食品の安全規準は、ラットに遺伝子組み換え作物を3ヶ月間与え続けても問題がないという実験結果をもとにしている。人間の寿命を80歳とすれば、ラットの3ヶ月は人間せいえば10歳にしか相当しない。映画は2年以上(人間の80歳に相当)にわたる実験を捉え、その結果、実験対象のラットに腫瘍の発生率、死亡率の上昇がみられたことを確認した。
使用したラットは200匹
実験期間は2年以上(ラットの平均寿命は2年)
200匹のラットを20のグループに分ける。
一グループ6匹に遺伝子組み換えトウモロコシ(GMO)を与える
二グループ6匹にラウンドアップを散布した遺伝子組み換えトウモロコシ(GMO+R)を与える
三グループ6匹にラウンドアップを混ぜた飲み水(R)を与える
四グループ2匹に非遺伝子組み換えトウモロコシとランドアップの入っていない飲み水を与える
ラットの症状/http://gmoseralini.org
4ヶ月目ー>ラットに症状が出た
13ヶ月目ー>メスの10〜30%に乳がんが増加
13ヶ月目ー>オスの腎臓疾患が増加
13ヶ月目ー>腫瘍が異常に肥大化
15ヶ月目ー>複数の腫瘍が発生
15ヶ月目ー>乳腺にハトの卵サイズの大きな腫瘍
21ヶ月目ー>オスの腫瘍の数は3〜4倍に
21ヶ月目ー>メスの80%に乳腺腫瘍が発生
まだ日本では遺伝子組み換え作物の生産実績はない。また、TPP交渉では「遺伝子組み換え食品の表示義務化」の方向で動いている。福島第一原発事故の際「フランスのクラリッド研究所のリポート」を読み、曖昧さのないその取り組みの日本との違いに驚いたが、厚生労働省にはカーン大学の研究チームに匹敵する「実験」とTPP交渉における「表示義務化」を徹底していただきたい。
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by leporello1
| 2013-08-14 06:59
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