2010年 06月 21日
サンデル教授の最終回 |
サンデル教授の12回シリーズは完結した。
昨日の放映、その最終回は「善き生の追求」だ。
近代個人主義の進展の中「全体」の再構成の試みは存在した。
しかし、個人が自由を望んでいる限り、統合化の試案は成功しない。
旧態の共同体を望む事はアナクロニズムであり、
統合化を作り上げる事は、外部からの区別にほかならないからだ。
彼の講義も結局ここに帰結する。
ではどうすればいよいのか。
個人主義の進展はあるいは個人の細分化はますます人間を孤立化する。
したがって、明確な結論はない。
さらにまた、個人主義の問題の克服は集団化でない、という結論は、現代の何人かの識者の見解と同一だ。
サンデル教授は「自分たちの人生をいかに最善に生きるかをそれぞれに選ばせるようにするべき」と言っている。
つまり、人間を人間らしく生きるのは各々個々人の生き方「ライフスタイルの問題」そのスタイルにおける議論そして重層化の問題、と言う事なのだろう。
昨日の放映、その最終回は「善き生の追求」だ。
近代個人主義の進展の中「全体」の再構成の試みは存在した。
しかし、個人が自由を望んでいる限り、統合化の試案は成功しない。
旧態の共同体を望む事はアナクロニズムであり、
統合化を作り上げる事は、外部からの区別にほかならないからだ。
彼の講義も結局ここに帰結する。
ではどうすればいよいのか。
個人主義の進展はあるいは個人の細分化はますます人間を孤立化する。
したがって、明確な結論はない。
さらにまた、個人主義の問題の克服は集団化でない、という結論は、現代の何人かの識者の見解と同一だ。
サンデル教授は「自分たちの人生をいかに最善に生きるかをそれぞれに選ばせるようにするべき」と言っている。
つまり、人間を人間らしく生きるのは各々個々人の生き方「ライフスタイルの問題」そのスタイルにおける議論そして重層化の問題、と言う事なのだろう。
by leporello1
| 2010-06-21 20:58
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