2006年 01月 25日
金沢街道 |
週末の雪の残りは、今日の鎌倉では明るい陽射の伴奏者。
久しぶりに、「別れ道」から浄妙寺へと歩いてみる。
この道はかっての鎌倉から横浜への塩の道。
金沢街道は現在でも主要交通路、車が多く、散歩には適さない。
しかし、古道であるので、谷戸の一つ一つには古刹が佇む。
杉本寺の創建は頼朝より400年も前、天平6年だそうだ。
細くて長い石段の頂きには、まだ沢山の雪を残した仁王門と茅葺きの観音堂。
薄暗い堂内のご本尊、十一面観音はいつになくお顔が明るく見える。
その先の報国寺は、よく知られた竹の寺。
雪下ろしに忙しい、若い坊さんと強力の方々。
しかし、竹林の静けさはいつもと同じ。
青竹に囲まれた抹茶茶屋は雪に輝き、陽射しのみが客人のよう。
浄妙寺は今日もまた大らかだ。
残雪に増幅された午後の陽射しはこの寺を一層、豊かなものにしている。
目的は中腹に建つ西洋館。
テラスは早、春の趣。
いつも飲むビールとパンとピクルスは、
今日もまた特別は空間へと誘ってくれる。
久しぶりに、「別れ道」から浄妙寺へと歩いてみる。
この道はかっての鎌倉から横浜への塩の道。
金沢街道は現在でも主要交通路、車が多く、散歩には適さない。
しかし、古道であるので、谷戸の一つ一つには古刹が佇む。
杉本寺の創建は頼朝より400年も前、天平6年だそうだ。
細くて長い石段の頂きには、まだ沢山の雪を残した仁王門と茅葺きの観音堂。
薄暗い堂内のご本尊、十一面観音はいつになくお顔が明るく見える。
その先の報国寺は、よく知られた竹の寺。
雪下ろしに忙しい、若い坊さんと強力の方々。
しかし、竹林の静けさはいつもと同じ。
青竹に囲まれた抹茶茶屋は雪に輝き、陽射しのみが客人のよう。
浄妙寺は今日もまた大らかだ。
残雪に増幅された午後の陽射しはこの寺を一層、豊かなものにしている。
目的は中腹に建つ西洋館。
テラスは早、春の趣。
いつも飲むビールとパンとピクルスは、
今日もまた特別は空間へと誘ってくれる。
by leporello1
| 2006-01-25 00:39
| take a walk
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