2017年 07月 02日
国際リニアコライダー計画と日本の役割 |
ここのところ毎日、エーコの「フーコーの振り子」という、人間精神の中の奥深い、いや膨大な宇宙に入り込んでしまっているが、今日は東京大学で138億光年前のビッグバン宇宙の測定実験装置の話を聞いた。
電子と陽電子を超伝道で加速し、高エネルギー状態で衝突させる装置(ILC)を東北の北上山中に建設すると言う計画を知ったのは、先週の早稲田大学での「宇宙の謎に迫る」講演会(http://sadohara.blogspot.jp/2017/06/lhcilc.html)。今回はより専門的なILCの構造と素粒子の測定がテーマだ。
しかし、今回はさすがに、専門的過ぎてついていけない。メモだけ残したのでアップしておく。
相原博昭氏/東大ー>ILC計画とその科学的意義
ハドロン
重粒子
中間子
E=mc^2
物質とエネルギーの新しい形態を探る
加速器=アドバンストアクセレーター
素粒子物理
物質粒子
ゲージ粒子
クオーク
レプトン
階層構造
ゲージ原理
ヒッグス機構
強い力
電磁力
弱い力
アンドロメダ銀河ー>230万光年
暗黒宇宙は空ではない
ダークマター22%
ダークエネルギー73%
ヒッグス粒子の発見=2012年
宇宙はヒッグス場ー>真空ではないよ
ヒッグス場と衝突し素粒子はブレーキがかかる
ILCー>ヒッグス粒子を大量生産する工場
この研究は真空、時間、空間の原理を明らかにする
さらに、物質とエネルギーの形を決めている原理を説明する
佐伯学行氏/KEK->ILC加速器の概要
円形加速器ー>直線加速器=加速時間が長い
高い衝突エネルギーを得ることが出来るが円形のように繰り返し加速は不可、従って長い直線が必要
竹下徹氏/信州大学->測定器概要
衝突点を造る
陽子同士の衝突は不要粒子、電子衝突はクリーン、逃さず全て測定
パネルディスカッション
高橋徹氏/広島大学
ILCを進める意味と役割
鷲尾方一氏/早稲田大学
ILC効果
周辺技術が大きな発展をもたらす
若い人のモチベーションを高める
相原氏
今がチャンス
コミニュティを作る
インターナショナルコーディネーター
ー>アメリカは出来ない
ー>EUはうまくいった
佐伯氏
次世代原子炉の安全性、エネルギー問題
アメリカ政府としてのフィッグスへの関心少
加速器と必要電力
超伝導現象と技術
ILCラボ
竹下氏
測定機研究はグローバル化ー>開発と研究
研究費の問題と研究時間
相原氏
フィッグスプロジェクト
問題はコスト
ー>4000億円から1兆円プロジェクトはなかなかコンセサスは得られない
政府との関係と科学的研究
周辺技術開発はチャンス
ビッグサイエンスと様々な研究
ー>多様な研究と個々の研究効果、その理解
ー>Jparkとの関連
->産業への波及効果
感想
国際協力は今や不可欠、日本はリードしている部分もあり、中心となるべき
->超伝導加速システム
->仕様を既に完成している
->コンポーネントの寄与も可能
->建設のめども立ち、建設に必要な図面上製作に入れる
問題点はコストにある
->政府なり国民の協力をどう得るか
*疑問点はここにあり、超伝導加速技術の内容。
膨大な電力を必要とし、原子力発電を助長したり、あるいは原子力発電の技術開発に繋がるものであるなら、リニア新幹線に反対し、ゼロ原発の立場にある個人としては、この開発は安易に賛成出来ない。
projectを効果的に推進するためには、今後、あらゆる国民に理解可能なシンポジウムの開催が必要とされる。
電子と陽電子を超伝道で加速し、高エネルギー状態で衝突させる装置(ILC)を東北の北上山中に建設すると言う計画を知ったのは、先週の早稲田大学での「宇宙の謎に迫る」講演会(http://sadohara.blogspot.jp/2017/06/lhcilc.html)。今回はより専門的なILCの構造と素粒子の測定がテーマだ。
しかし、今回はさすがに、専門的過ぎてついていけない。メモだけ残したのでアップしておく。
相原博昭氏/東大ー>ILC計画とその科学的意義
ハドロン
重粒子
中間子
E=mc^2
物質とエネルギーの新しい形態を探る
加速器=アドバンストアクセレーター
素粒子物理
物質粒子
ゲージ粒子
クオーク
レプトン
階層構造
ゲージ原理
ヒッグス機構
強い力
電磁力
弱い力
アンドロメダ銀河ー>230万光年
暗黒宇宙は空ではない
ダークマター22%
ダークエネルギー73%
ヒッグス粒子の発見=2012年
宇宙はヒッグス場ー>真空ではないよ
ヒッグス場と衝突し素粒子はブレーキがかかる
ILCー>ヒッグス粒子を大量生産する工場
この研究は真空、時間、空間の原理を明らかにする
さらに、物質とエネルギーの形を決めている原理を説明する
佐伯学行氏/KEK->ILC加速器の概要
円形加速器ー>直線加速器=加速時間が長い
高い衝突エネルギーを得ることが出来るが円形のように繰り返し加速は不可、従って長い直線が必要
竹下徹氏/信州大学->測定器概要
衝突点を造る
陽子同士の衝突は不要粒子、電子衝突はクリーン、逃さず全て測定
パネルディスカッション
高橋徹氏/広島大学
ILCを進める意味と役割
鷲尾方一氏/早稲田大学
ILC効果
周辺技術が大きな発展をもたらす
若い人のモチベーションを高める
相原氏
今がチャンス
コミニュティを作る
インターナショナルコーディネーター
ー>アメリカは出来ない
ー>EUはうまくいった
佐伯氏
次世代原子炉の安全性、エネルギー問題
アメリカ政府としてのフィッグスへの関心少
加速器と必要電力
超伝導現象と技術
ILCラボ
竹下氏
測定機研究はグローバル化ー>開発と研究
研究費の問題と研究時間
相原氏
フィッグスプロジェクト
問題はコスト
ー>4000億円から1兆円プロジェクトはなかなかコンセサスは得られない
政府との関係と科学的研究
周辺技術開発はチャンス
ビッグサイエンスと様々な研究
ー>多様な研究と個々の研究効果、その理解
ー>Jparkとの関連
->産業への波及効果
感想
国際協力は今や不可欠、日本はリードしている部分もあり、中心となるべき
->超伝導加速システム
->仕様を既に完成している
->コンポーネントの寄与も可能
->建設のめども立ち、建設に必要な図面上製作に入れる
問題点はコストにある
->政府なり国民の協力をどう得るか
*疑問点はここにあり、超伝導加速技術の内容。
膨大な電力を必要とし、原子力発電を助長したり、あるいは原子力発電の技術開発に繋がるものであるなら、リニア新幹線に反対し、ゼロ原発の立場にある個人としては、この開発は安易に賛成出来ない。
projectを効果的に推進するためには、今後、あらゆる国民に理解可能なシンポジウムの開催が必要とされる。
by leporello1
| 2017-07-02 09:03
| event
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