2017年 05月 07日
連休の終わり、今朝の朝刊 |
連休の最終日、明日の朝刊は休刊だから、と言うわけではないだろうが、今朝の東京新聞5面の三つの記事は面白かった。
まずは「ポピュリズムの実相」宇野重規氏。
彼は見解を異にする、近刊の二つのポピュリズムの概説書を紹介している。
ポピュリズムは貧困者の救済や解放に繋がるか。
既成政党に改革を促す起爆剤になりうるか。
多元主義の否定であるポピュリズムを現代民主主義は制御しきれるか。
社説は「AI時代の生き方は」ではディープラーニングに関わる2012年開設のABEJAという若者のベンチャー企業の紹介。
米国や中国から遅れを取るこの分野、大学にも新学部が生まれ、若い力による「文・芸・理の融合」が期待されている。
三つ目は井上トシユキ氏の「力は正義を超えるもの」。
「新聞を読んで」のコラム欄で最近の「強いものを正しい」とする記事を列挙しコメントしている。
ペンスの「平和は力によってのみ達成される」という西洋的価値観の発露。
ネット上での意見を無批判に信じる多数の力の危うさ。
安倍政権がたるんでいると断じる民意は「力の正義」を独善的に読み間違って
いる集団の危うさを冷静に見抜いている。
まずは「ポピュリズムの実相」宇野重規氏。
彼は見解を異にする、近刊の二つのポピュリズムの概説書を紹介している。
ポピュリズムは貧困者の救済や解放に繋がるか。
既成政党に改革を促す起爆剤になりうるか。
多元主義の否定であるポピュリズムを現代民主主義は制御しきれるか。
社説は「AI時代の生き方は」ではディープラーニングに関わる2012年開設のABEJAという若者のベンチャー企業の紹介。
米国や中国から遅れを取るこの分野、大学にも新学部が生まれ、若い力による「文・芸・理の融合」が期待されている。
三つ目は井上トシユキ氏の「力は正義を超えるもの」。
「新聞を読んで」のコラム欄で最近の「強いものを正しい」とする記事を列挙しコメントしている。
ペンスの「平和は力によってのみ達成される」という西洋的価値観の発露。
ネット上での意見を無批判に信じる多数の力の危うさ。
安倍政権がたるんでいると断じる民意は「力の正義」を独善的に読み間違って
いる集団の危うさを冷静に見抜いている。
by leporello1
| 2017-05-07 10:37
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