2004年 12月 26日
ヒュプネロトマキア・ポリフィリ |
中央図書館に出かける。
ウルビーノ宮廷におけるフランチェスカとアルベルティを知りたくて。
家に戻り、再びアルベルテ[ィをブラウジングする。
今度はヒュプネロトマキア・ポリフィリを見つけた。
先月発売された新潮文庫「フランチェスコの暗号」の種本。
すでに映画化も始まったと言う。
「ルネサンス・古典・暗号ブームはかってのサイコ・ブームに代わるトレンド。
テロや戦争に疲れたアメリカ人たちが、知の迷宮に慰めを求めるようになった」
と訳者の柿沼さんはあとがきに書く。
「ヒュプネロトマキア」は1499年ヴェネツィアで刊行された奇書。
意味は「ポリフィーロの夢の中における愛のための苦闘」。
デルフト工科大学およびMITがクレジットを持っている。
面白い本があったもんだが、正直のところボクにはまったく歯が立たない。
まぁ、15世紀イタリアには驚かされることばかり。
のんびりやりましょう。
図書館の5階から見る都市風景はすっかり変わった。
ここは、高台。
東京の再開発が一望出来る唯一の場所。
夕方の六本木は大混雑。
そうか、今日はクリスマス。
by leporello1
| 2004-12-26 01:44
| book
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